OAP店 10月の売り上げ総合ランキング

1位

icon土佐堀川
潮出版社
古川智映子
734円(本体680円+税)

icon豪商三井家から17歳で大坂の両替商・加島屋に嫁いだ浅子は、家運が傾くと持ち前の商才を発揮、「九転十起」の精神で難局を切り開き、大坂随一の実業家として大成する。晩年は女子教育にも力を注ぎ、日本初の女子大学開設に奔走。歴史に埋もれてきた不世出の女性実業家の生涯を、初めて世に紹介した名作が、待望の文庫化。

2位

icon下町ロケット
小学館
池井戸潤
778円(本体720円+税)

icon研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた―。男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!第145回直木賞受賞作。

3位

icon狐舞
光文社
佐伯泰英
648円(本体600円+税)

icon吉原裏同心の神守幹次郎に、かつて出奔した豊後岡藩から復藩の話が舞い込む。突然の話に訝る幹次郎だったが、そんな折り、吉原に出店を持つ呉服屋の主が殺された。探索を続けるや、名門旗本の存在がちらつき、背後には吉原乗っ取りを狙う新たな企てが浮かび上げる。難問山積の幹次郎はかつてない大捕物に豪剣で立ち向かう―。超人気シリーズ、待望の第二十三弾。

4位

icon回廊封鎖
集英社
佐々木譲
605円(本体560円+税)

icon連続する殺人事件には共通点があった。見せしめのような殺害方法、被害者は破綻した大手消費者金融「紅鶴」の元社員。それに気付いた刑事・久保田は事件を追い始める。紅鶴に人生を破壊された男たちの復讐劇の最後にして最大のターゲットは社長一族の元専務・紅林伸夫。決着の場所は、六本木の巨大ビルで行われる映画祭。その壮絶な結末とは―!?現代社会の闇に向き合った渾身の犯罪小説。

5位

iconロスジェネの逆襲
文藝春秋
池井戸潤
756円(本体700円+税)

icon子会社・東京セントラル証券に出向した半沢直樹に、IT企業買収の案件が転がり込んだ。巨額の収益が見込まれたが、親会社・東京中央銀行が卑劣な手段で横取り。社内での立場を失った半沢は、バブル世代に反発する若い部下・森山とともに「倍返し」を狙う。一発逆転はあるのか?大人気シリーズ第3弾!

6位

iconすかたん
講談社
朝井まかて
745円(本体690円+税)

icon江戸詰め藩士だった夫が急死し、大坂の青物問屋に女中奉公に出た知里。戸惑いながらも、次第に天下の台所の旨いもんに目覚めていく。ただ問題は、人好きはするが、遊び人でトラブルメーカーの若旦那。呆れていた知里だったが、野菜への純粋な想いを知り、いつしか強く惹かれるように。おもろい恋の行く末は?

7位

icon大世界史
文藝春秋
池上彰 佐藤優
896円(本体830円+税)

icon『新・戦争論-僕らのインテリジェンスの磨き方』に続く、最強コンビによる第2弾。激動の世界を歴史から読み解く方法、ビジネスにも役立つ世界史の活用術を、インテリジェンスのプロであるふたりが惜しみなく伝授。

8位

icon一〇三歳になってわかったこと
幻冬舎
篠田桃紅
1,080円(本体1,000円+税)

icon100歳を超えたから見える世界がある。今も第一線で活躍する著者が、時には優しく、時には厳しく、人生の生き方、楽しみ方を伝授。世界で最も尊敬される現役美術家が、クリエイトする力を明かす。

9位

iconラクうまごはんのコツ
新星出版社
瀬尾幸子
1,458円(本体1,350円+税)

icon人気シリーズ第3弾は、“ラクうま”のコツの部分を丁寧に紹介する家ごはんの集大成。知っているようで知らなかった大事なコツ、迷うところ、間違いやすいところを、大きな手順写真でしっかり見える化。

10位

icon境遇
双葉社
湊かなえ
680円(本体630円+税)

icon政治家の妻であり、息子のために描いた絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった高倉陽子と、新聞記者の相田晴美は親友同士。共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。ある日、「息子を返してほしければ、真実を公表しろ」という脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐された。「真実」とは一体何なのか。そして犯人は…。絵本『あおぞらリボン』(作・みなとかなえ、絵・すやまゆうか)を特別収録。