本店 11月の売り上げ総合

1位

iconハリー・ポッターと呪いの子 第1部・第2部 特別リハーサル版
静山社
J.K.ローリング ジョン・ティファニー ジャック・ソーン ジャック・ソーン 松岡佑子
1,944円(本体1,800円+税)

icon8番目の物語。19年後。『ハリー・ポッターと死の秘宝』での戦いから19年が経ち、父親となったハリーが2人目の子どもをホグワーツ魔法学校へと送り出したその後の物語です。ハリー・ポッターとして生きるのはもちろんたいへんなことだったのですが、その後のハリーも決して楽ではありません。今やハリーは、夫として、また3人の子を持つ父親として、魔法省の激務に押しつぶされそうな日々をすごしています。ハリーがすでにけりをつけたはずの過去と取り組まなければならない一方、次男のアルバスは、望んでもいない“ハリー一家の伝説”という重圧と戦わなければなりません。過去と現実は不吉にからみあい、父も子も痛い真実を知ることになります。

2位

iconお断り
角川春樹事務所
佐伯泰英
745円(本体690円+税)

icon当代の豊島屋十右衛門の祝言が、江戸と京都で挙げられることになり、金座裏でも、「京行き」の話で持ち切りだ。そんな中、山城淀藩の家来が辻斬りに遭ったらしい、という話を八百亀が聞き込んできた。だが淀藩はそれをひた隠しにしていた。一方、扇木屋で万引き騒ぎが起き、中年の侍が取り調べられたが…。若手の弥一や政次、宗五郎ら金座裏の大奮闘に、北町奉行の名裁きが冴える。平成の大ベストセラーシリーズ、待望の第二十九弾。

3位

iconこうして作れば医者はいらない
祥伝社
若杉友子
637円(本体590円+税)

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4位

icon破門
KADOKAWA
黒川博行
994円(本体920円+税)

icon「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが―。直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ!

5位

iconこれは経費で落ちません!
集英社
青木祐子
594円(本体550円+税)

icon森若沙名子、27歳、経理一筋5年。きっちりと働き、適正な給料は自分のために使う。完璧な生活、のはずだった。だがその日、営業部のエースが持ってきた領収書「4800円、たこ焼き代」が波乱を呼び…!?

6位

icon阿蘭陀西鶴
講談社
朝井まかて
756円(本体700円+税)

icon江戸前期を代表する作家・井原西鶴。彼の娘おあいは、盲目の身ながら、亡き母に代わり料理も裁縫もこなす。一方、西鶴は、手前勝手でええ格好しぃで自慢たれ。傍迷惑な父親と思っていたおあいだったが、『好色一代男』の朗読を聴いて、父への想いが変わり始める。小説を読む歓びに満ちた、織田作之助賞受賞作。

7位

icon大阪を古地図で歩く本
河出書房新社
ロム・インターナショナル
734円(本体680円+税)

iconなぜ、江戸期の大阪の地図は「東が上」なのか? 大阪のメインストリート「御堂筋」は、現在よりもずっと幅の狭い道だった!…現代地図との比較を多用しながら、リアルな古地図が物語る驚きの秘話を発掘!

8位

iconとりつくしま
筑摩書房
東直子
648円(本体600円+税)

icon死んだあなたに、「とりつくしま係」が問いかける。この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ、と。そうして母は息子のロージンバッグに、娘は母の補聴器に、夫は妻の日記になった…。すでに失われた人生が凝縮してフラッシュバックのように現れ、切なさと温かさと哀しみ、そして少しのおかしみが滲み出る、珠玉の短篇小説集。

9位

icon珈琲店タレーランの事件簿 5
宝島社
岡崎琢磨
713円(本体660円+税)

iconアオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに偶然の再会を果たした初恋の彼女は、なにか悩みを抱えているようだった。後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店“タレーラン”を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが…。眞子に隠された秘密を解く鍵は―源氏物語。王朝物語ゆかりの地を舞台に、美星の推理が冴えわたる!

10位

icon金の諍い
角川春樹事務所
上田秀人
691円(本体640円+税)

icon「幕政のすべてを米から金へ」変える大改革に挑むお側御用取次・田沼意次。金で動く世を拓くためならと、意次に手を貸すこととなった浅草の両替商・分銅屋仁左衛門。しかし、早くもこの動きを察した江戸有数の札差・加賀屋は、利権渡すまじと根回しを始める。武士たちの首を抑えているも同然の加賀屋を向こうに回し、分銅屋が打つ手とは。金と利権をめぐる火花が散り、お庭番が暗躍するなか、分銅屋の用心棒として雇われた浪人者・左馬介も命を懸けて立ち向かうことになる。しかし、剣の腕はまだ頼りなく―。江戸の「金」に斬り込む大好評シリーズ、第二巻。