本店 10月の売り上げ総合ランキング

1位

icon流鴬
光文社
佐伯泰英
648円(本体600円+税)

icon吉原会所に突然、「裏同心」を希望する女性が現れた。十八歳と若い「女裏同心」に戸惑う吉原裏同心の神守幹次郎と会所の面々。一方、札差の伊勢亀半右衛門が重篤な病に罹り、幹次郎は遺言を託される。遺言には、薄墨太夫にかかわる衝撃の内容が書かれていた―。薄墨太夫、幹次郎、汀女にとって大きな転機となる内容とは何か。シリーズ最大の山場が待つ第二十五弾!

2位

icon女のいない男たち
文藝春秋
村上春樹
702円(本体650円+税)

icon「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」他全6篇。最高度に結晶化しためくるめく短篇集。

3位

icon月の上の観覧車
新潮社
荻原浩
637円(本体590円+税)

icon閉園後の遊園地。高原に立つ観覧車に乗り込んだ男は月に向かってゆっくりと夜空を上昇していく。いったい何のために?去来するのは取り戻せぬ過去、甘美な記憶、見据えるべき未来―そして、仄かな、希望。ゴンドラが頂に到った時、男が目にしたものとは。長い道程の果てに訪れた「一瞬の奇跡」を描く表題作のほか、過去/現在の時間を魔術師のように操る作家が贈る、極上の八篇。

4位

icon傷だらけのカミーユ
文藝春秋
ピエール・ルメートル 橘明美
907円(本体840円+税)

iconカミーユ警部の恋人が強盗事件に巻き込まれ瀕死の重傷を負った。彼女を守るため警部は独断で犯人を追う。〈受賞情報〉イギリス推理作家協会賞

5位

icon九十歳。何がめでたい
小学館
佐藤愛子
1,296円(本体1,200円+税)

icon『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤愛子さん曰く「ヤケクソが籠っています」。2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものです。

6位

icon住友銀行秘史
講談社
國重惇史
1,944円(本体1,800円+税)

icon保身に走る上司とぶつかり、裏社会の勢力と闘ったのはひとりのバンカーだった…。戦後最大の経済事件「イトマン事件」。そのすべてを綴った手帳を公開する。衝撃の実名手記。

7位

icon人間の煩悩
幻冬舎
佐藤愛子
842円(本体780円+税)

icon人生は不条理なことの連続で、あらゆる煩悩にさいなまれるが、どうすればこれらの悩みから解放されうるのか…。悩みの量こそが人間の深さ。92年の人生経験から人間の本質を的確に突いた1冊。

8位

icon祈りの幕が下りる時
講談社
東野圭吾
842円(本体780円+税)

icon明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。

9位

iconこれは経費で落ちません!
集英社
青木祐子
594円(本体550円+税)

icon森若沙名子、27歳、経理一筋5年。きっちりと働き、適正な給料は自分のために使う。完璧な生活、のはずだった。だがその日、営業部のエースが持ってきた領収書「4800円、たこ焼き代」が波乱を呼び…!?

10位

icon村上海賊の娘 第3巻
新潮社
和田竜
680円(本体630円+税)

icon織田方の軍勢は木津砦に襲い掛かった。雑賀党一千の銃口が轟然と火を吹き、その猛攻を食い止める。本願寺門徒の反転攻勢を打ち砕いたのは、京より急襲した信長だった。封鎖された難波海へ、ついに姿を現す毛利家と村上家の大船団。村上海賊には、毛利も知らぬ恐るべき秘策があった。自らの家を保つため、非情に徹し、死力を尽くして戦う男たち。景の咆哮が天に響く―。波瀾の第三巻。