本店 6月の売り上げ総合ランキング

1位

icon遺文
光文社
佐伯泰英
648円(本体600円+税)

icon吉原会所の頭取・四郎兵衛の傷がようやく癒えた折り、またも吉原が「脅威」にさらされた。吉原裏同心の神守幹次郎は、いまだ復調ならぬ四郎兵衛に伴って、吉原の秘された過去の「遺文」があるとされる鎌倉へ。そこで彼らを待ち受けていたのは過去最強の刺客たちと衝撃の「秘密」だった。シリーズ史上最高傑作!吉原、鎌倉を舞台に壮大なドラマが繰り広げられる第二十一弾。

2位

icon新参
講談社
上田秀人
713円(本体660円+税)

icon次期将軍をめぐる暗闘の中、藩の命運を背負うにはあまりにも若すぎる留守居役数馬は、早速、先達たちから手厳しい洗礼を受けるが!?

3位

iconドルチェ
新潮社
誉田哲也
594円(本体550円+税)

icon元捜査一課の女刑事・魚住久江、42歳独身。ある理由から一課復帰を拒み、所轄で十年。今は練馬署強行犯係に勤務する。その日、一人の父親から、子供が死亡し母親は行方不明との通報があった。翌日、母親と名乗る女性が出頭したが(「袋の金魚」)。女子大生が暴漢に襲われた。捜査線上には彼女と不倫関係の大学准教授の名も挙がり…(「ドルチェ」)。所轄を生きる、新・警察小説集第1弾。

4位

icon西加奈子と地元の本屋
140B
大阪の本屋発行委員会
380円(本体352円+税)

icon1冊の本の持つ奥行きや地元性を敏感に感じている書店員たちがつくった地元の本。西加奈子と津村記久子の特別対談や、地元書店員ぶっちゃけ座談会などを掲載。「大阪の本屋さん」の“こってり濃厚な”思いを届ける。

5位

icon安南から刺客
新潮社
佐伯泰英
724円(本体670円+税)

icon七カ月振りに総兵衛一行が江戸へ帰ってきた。古着大市の準備に忙しい大黒屋の面々だったが、主人の無事の戻りを歓喜の声を以て迎えた。帰着後すぐ総兵衛は入堀向かいの破産寸前の炭問屋の家屋敷の購入を決め、また大市での大勢の客の食事や手洗いの用意に知恵を絞る…。そんな大黒屋を遠くから執拗に監視する目があった。新たな強敵がやってきた。総兵衛す愛刀葵典太を静かに抜いた。

6位

icon私の男
文藝春秋
桜庭一樹
724円(本体670円+税)

icon落ちぶれた貴族のように、惨めでどこか優雅な男・淳悟は、腐野花の養父。孤児となった十歳の花を、若い淳悟が引き取り、親子となった。そして、物語は、アルバムを逆から捲るように、花の結婚から二人の過去へと遡る。内なる空虚を抱え、愛に飢えた親子が超えた禁忌を圧倒的な筆力で描く第138回直木賞受賞作。

7位

icon人質
角川春樹事務所
佐々木譲
680円(本体630円+税)

icon00000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000

8位

iconサラリーマン山崎シゲル
ポニーキャニオン
田中光
1,296円(本体1,200円+税)

icon思わずニヤリ・・・。
必ず人に教えたくなる、噂のシュール系一コママンガが遂に書籍化!

フジテレビ「人狼~嘘つきは誰だ?~」のTVCMでのコラボなど、密かに注目を集める、ネットで話題の一コママンガが書籍化

9位

icon硝子の葦
新潮社
桜木紫乃
594円(本体550円+税)

icon夫が自動車事故で意識不明の重体。看病する妻の日常に亀裂が入り、闇が流れ出した…。驚愕の結末、深い余韻。傑作長編ミステリー。

10位

icon55歳からのハローライフ
幻冬舎
村上龍
648円(本体600円+税)

icon晴れて夫と離婚したものの、経済的困難から結婚相談所で男たちに出会う中米志津子。早期退職に応じてキャンピングカーで妻と旅する計画を拒絶される富裕太郎…。みんな溜め息をつきながら生きている。ささやかだけれども、もう一度人生をやり直したい人々の背中に寄り添う「再出発」の物語。感動を巻き起こしたベストセラーの文庫化!