OAP店 11月の売り上げ総合ランキング

1位

icon永遠の0
講談社
百田尚樹
920円(本体876円+税)

icon「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。

2位

iconのぼうの城 上
小学館
和田竜
480円(本体457円+税)

icon戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説。

3位

icon海賊とよばれた男 上
講談社
百田尚樹
1,680円(本体1,600円+税)

icon敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながら、たくましく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とはいったい何者か―実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説、前編。

4位

iconハング
中央公論新社
誉田哲也
720円(本体686円+税)

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5位

iconSOSの猿
中央公論新社
伊坂幸太郎
660円(本体629円+税)

icon三百億円の損害を出した株の誤発注事件を調べる男と、ひきこもりを悪魔秡いで治そうとする男。奮闘する二人の男のあいだを孫悟空が自在に飛び回り、問いを投げかける。「本当に悪いのは誰?」はてさて、答えを知るのは猿か悪魔か?そもそも答えは存在するの?面白くて考えさせられる、伊坂エンターテインメントの集大成。

6位

icon和菓子のアン
光文社
坂木司
700円(本体667円+税)

iconデパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。

7位

icon関西アンダーグラウンド
宝島社
一ノ宮美成 グループ・K21
690円(本体657円+税)

icon橋下徹と関西ウラ財界、山口組マネーの実態が垣間見えた梁山泊事件、生コンの帝王と辻元清美の蜜月、食肉のドン浅田満のルーツ、西本願寺と暴力団、官製談合事件で浮上した和歌山闇人脈、関西国際空港大汚職の構図、創価学会の巨大墓地開発とゼネコン、奈良・京都・大阪“不良公務員”たちの後ろ盾…事件に蠢いた暴力とカネの地下水脈をあぶり出す迫真の実話ドキュメント。

8位

icon悪の教典 上
文藝春秋
貴志祐介
730円(本体695円+税)

icon晨光学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。しかし彼は、邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。学校という性善説に基づくシステムに、サイコパスが紛れこんだとき―。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー傑作。

9位

icon同和と暴力団
宝島社
一ノ宮美成
700円(本体667円+税)

icon過去33年間にわたって続いた同和対策事業。大阪府内だけでも3兆円近くのカネが投じられたが、その間、暴力団と密につながった運動団体幹部の暗躍によって、巨額の公金が闇社会へと流れていった。橋下徹・大阪市長、松本龍・衆議院議員、許永中、ハンナン浅田満…彼らのバックボーン、部落解放同盟と反社会的勢力の接点をあぶり出し、同和マネーと闇社会膨張の関係に斬り込む裏面史ノンフィクション。

10位

icon拉致と決断
新潮社
蓮池薫
1,365円(本体1,300円+税)

icon監視下の生活、偽装経歴、脱出の誘惑、洗脳教育、1994年核危機と開戦の恐怖、検閲を潜った親父の写真、飢餓と配給、電撃帰国の真相…。「北」での24年間を初めて綴った、迫真の手記。