平安貴族を揺るがした究極の愛。渡辺王朝文学、ここに誕生。

『天上紅蓮』

■著者:渡辺淳一 ■出版社:集英社 ■価格:1680円

平安貴族を揺るがした究極の愛。渡辺王朝文学、ここに誕生

白河法皇と待賢門院璋子(たまこ)との禁断の愛。法皇63歳、璋子15歳。2人の愛は、平安貴族社会を焼き尽くすほど激しく燃えあがった。

「賀茂河の水、双六の賽、山法師」以外は、思い通りになるという逸話が残されている絶対権力者・白河法皇と、その養女にして、最愛の恋人であった待賢門院璋子(たまこ)との禁断の愛を描いた本作は、月刊文藝春秋連載時から話題を呼び、文藝春秋読者賞を受賞しています。

法皇は63歳、璋子は15歳。およそ50年も年の離れた2人の愛は、平安という貴族社会を炎上させるほど激しくそして純なものでした。